BLOG
投稿日:2025.05.16
企業や自治体がイベントを開催する際、もっとも大きな課題となるのが「集客」です。せっかく企画したイベントでも、ターゲットに届かなければ成果にはつながりません。ターゲット層に合わせた戦略的かつ柔軟な集客設計を行い、できるだけ多くの人にイベントを知ってもらう必要があります。
当記事では、イベントの種類に応じた参加者の分類や、集客を成功に導くための基本ステップ、集客手法、話題性の高いコンテンツ活用事例まで幅広く紹介します。集客にお悩みの方はぜひご覧ください。
イベントの集客において、企業や自治体は多くの課題に直面しています。
特に、コロナ禍以降はオンラインイベントの需要が急増し、従来の対面型イベントとは異なる集客方法が求められるようになりました。しかしノウハウが不足していると、効果的な宣伝や運営が難航してしまいます。
また、都市部ではイベントの乱立により競争が激化しており、他と差別化できる企画や十分なプロモーション戦略が欠かせません。一方、地方ではアクセスの悪さや交通手段の乏しさが障壁となり、参加者の確保に苦戦する傾向があります。
多くの自治体や中小企業では予算や人手に限りがあるので、限られたリソースで効果的に集客を実現する戦略も必要です。 集客に成功するためには、戦略的な設計と柔軟な対応が重要となります。
イベント集客の不安を解消!
\ 謎解きイベントで人が集まる仕組みを提供/
イベントの集客を成功させるためには、参加者となる顧客の心理や関心度を正確に把握する必要があります。まずは顧客の種類を理解し、適した集客方法を探る第一歩にしましょう。
1万件以上の制作実績で集客成功をサポート!
\ 謎解き・宝探しでイベント集客施策を提供/
潜在顧客とは、自社やイベントの存在を知らない、あるいは興味関心を抱いていない層を指します。イベントに参加する動機が薄いため、まずはニーズの顕在化を促すアプローチが必要です。
潜在顧客には、「自身の課題を知ってもらう」「イベントが課題解決に役立つと認識させる」ことを重点に置いた情報提供が有効です。
見込み顧客は、すでにイベントや提供サービスの存在を認知しており、一定の関心を持っている層です。しかし、参加の決断には至っておらず、何らかの懸念や迷いが残っていたり、他の候補があったりする場合もあります。
見込み顧客には、イベントの具体的な魅力や差別化ポイント、参加するメリットを明確に伝える必要があります。割引や特典の提示、過去の参加者の声を紹介するなどして、「今、参加する理由」を具体化することで参加意欲が高まります。
新規顧客とは、初めてイベントに参加する層を指し、イベントの雰囲気や内容が自分に合うかどうかを慎重に見極めようとする傾向があります。
新規顧客へのアプローチでは、安心感と期待感を両立させることがポイントです。事前にイベントの様子を写真や動画で紹介したり、参加の流れや準備事項を丁寧に伝えたりして心理的ハードルを下げ、参加を後押しできます。公式LINEやメールマガジンなどで継続的にフォローすることも有効です。
既存顧客は、過去にイベントや関連サービスを利用したことのある層で、一定の信頼関係が築かれた状態にあります。イベントの内容に満足すれば、再び参加してもらえる可能性が高い層なので、コスト効率の良い集客ターゲットです。
既存顧客には、パーソナライズされた情報提供や優待案内を行いましょう。たとえば、前回の参加内容に応じたおすすめイベントや、再参加者限定の特典を案内することで、参加動機を強化できます。
リピーターは、過去に複数回イベントへ参加している熱量の高い層です。自社やイベントへの信頼が厚く、ファン化している可能性もあるため、満足度を維持しながらさらに関係を深めていく必要があります。
リピーターに対しては、特別感のある限定企画やコミュニティ形成が有効です。また、口コミや紹介キャンペーンを通じて周囲への波及効果も期待できるため、イベントの広報協力を依頼するのもよいでしょう。
イベントの集客を成功させるためには、やみくもに情報を発信するのではなく、段階的に計画を立てて取り組む必要があります。目的設定から告知、効果検証に至るまで、各ステップを戦略的に進めることで、参加者の関心を引き、実際の来場につなげられるでしょう。
ここでは、イベント集客を行うときの流れを解説します。また、イベント運営全体の流れを知りたい方は、下記記事もぜひ参考にしてください。
イベント集客でお悩みならタカラッシュ!
\ 謎解き・宝探しの制作実績1万件以上!/
イベントの集客を成功させるために、まずは目的とターゲットを明確化しましょう。目的が不明確なままでは、イベントの方向性や内容がぶれてしまい、分散的な計画になってしまいます。目的は「新規顧客の獲得」「商品の認知度の向上」「既存顧客への感謝」など、可能な限り具体的に設定しましょう。
ターゲットを明確にすると、その層に合わせた内容計画や宣伝手段を調整できます。
目的やターゲットが明確になったら、それに適したイベントの企画を立てます。たとえば、新商品を紹介したい場合は、商品の実物体験やデモンストレーションに重点を置いた構成が有効です。
ターゲット層として設定した人が、思わず参加したくなるような企画になるように心がけましょう。企画の種類やそれぞれの特徴について知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
イベント運営においては、綿密な予算管理が不可欠です。会場費、制作費、配送費、宣伝費、人件費など、必要となる項目を漏れなく洗い出して、現実的な予算を算出しましょう。
予算が不足したり、見積もりに漏れがあったりすると、イベントの運営に関わり、最悪の場合ブランドイメージの低下につながるおそれがあります。想定来場者数をもとに、一人当たりの単価を算出する手法も有効です。
参加者の利便性を考慮して、日程や会場を慎重に選定しましょう。カレンダーを見て混雑時期や休日を確認したり、公共交通機関の利便性などを考慮したりする工夫が大切です。
会場はアクセスが良く、参加者にとって訪れてみたくなるような魅力ある場所を選ぶと効果的です。たとえば、観光地や地域にゆかりのある場所、あるいはホールや歴史的建造物なども選択肢となります。
イベント情報の発信は、集客に直結する重要な施策です。ターゲット層や目的に合わせて、適切なチャネルとタイミングを見極めて告知を行います。
SNS、メールマーケティング、Web広告、チラシ配布など、複数の手段を組み合わせると効果的です。段階的に情報を公開し、期待感を醸成する「ティザー」形式も、関心を引く上で有効な方法です。
イベント終了後には、必ず成果を検証しましょう。参加者数、アンケート結果、SNSでの反応、Web上の行動履歴などを分析することで、成功要因と改善点を洗い出せます。
イベントの規模にかかわらず、振り返りによる改善を次回に生かすのは継続的な成功を実現する鍵です。検証結果は社内で共有し、次回以降の企画立案に反映させましょう。
オンラインでの集客は、時間や場所に縛られず広範囲にアプローチできるという大きなメリットがある他、SNSやWeb広告を活用することで、見込み客や潜在層へのリーチも可能です。
ここでは、代表的なオンライン集客手法とその特徴を紹介します。
SNSは、オンライン集客におけるもっとも即効性のある手段の1つです。InstagramやX(旧Twitter)、Facebook、TikTokなどさまざまな種類がありますが、それぞれユーザー層や投稿形式が異なるので、適切に使い分けましょう。
たとえば、Instagramは視覚的に訴求力があるため、ファッション・美容・ライフスタイル系イベントと相性が良く、TikTokは若年層向けイベントに効果的です。Xは拡散力が強く、短期間で認知を広げたいときに有効です。
SNS広告を併用すれば、年齢・性別・興味関心など細かな属性に基づくターゲティングが可能です。投稿にはイベントの魅力を端的に伝える画像・動画・ハッシュタグを活用し、ユーザーの共感や行動を促す仕掛けを盛り込みましょう。
YouTubeはイベントの雰囲気を伝えるダイジェスト映像や主催者・登壇者からのメッセージ、過去の開催レポート動画などの投稿を通じて、視覚・聴覚への強い訴求が可能です。
特に初めて参加するユーザーにとっては、動画で事前にイベントのイメージを掴めるので、参加ハードルも下がるでしょう。また、定期的な動画配信によりYouTubeチャンネルの登録者を増やせれば、今後のイベント集客でも活用できる資産になります。
Web広告は、効率的かつ精度の高いターゲティングで集客を実現できる施策です。Google広告では検索連動型・ディスプレイ広告を使い分けることで、特定のキーワードを検索しているユーザーや、関心のあるテーマを持つ層にピンポイントで訴求可能です。
SNS広告とも組み合わせれば、オンラインでの接点を拡大し、認知から行動への流れを自然に構築できます。配信後の効果測定やA/Bテストも容易で、費用対効果の高い運用ができる点も魅力です。
自社のホームページは、あらゆる集客施策の誘導先となります。イベントの情報を掲載する専用ランディングページ(LP)を設け、訪問者が迷わずに申し込みへ進める構成を用意しておくとよいでしょう。
ホームページには、イベントの概要や日時、登壇者紹介、参加特典、申し込みボタンの配置場所などに工夫を凝らし、一目見ただけで参加のメリットが伝わる設計にすることが大切です。ホームページにSEO対策を施し、イベントに関連するキーワードで検索上位を狙えば、自然流入からの申し込みも見込めます。
オウンドメディアでは、イベントのテーマや関連する課題を深掘りしたコラムや、過去のイベントレポート、登壇者インタビューなどを掲載し、検索エンジンからの流入を獲得します。広告のような直接的なアプローチではない分、信頼感や専門性を高めやすく、ユーザーのファン化にも寄与します。
オウンドメディアは即効性こそ低いものの、資産として積み重なり、継続的なリード獲得につながるのが強みです。
LINEやメールマガジンによる配信は、興味関心の高いユーザーに対して確実に情報を届けられる手段です。SNSと比べて到達率・開封率が高く、登録者の関心を維持しやすい点が魅力です。
たとえば、事前登録ユーザーに向けたリマインド配信や、割引特典の案内など、参加意欲を後押しする情報をタイムリーに届けましょう。ただし、頻度や内容に配慮しないとブロックや解除の原因にもなるため、丁寧な設計が必要です。
ウェビナーは、物理的な制約を受けずに全国どこからでも参加可能なセミナー形式のイベントです。登壇者や参加者の移動が不要で、開催コストや手間を大幅に削減できる上、気軽に参加できることから集客の裾野を広げる効果があります。
イベント本編の前哨戦として開催することで、ターゲットの関心度を測る手段としても有効です。双方向のチャットやQ&A機能を活用すれば、参加者のエンゲージメントも高まり、関係性構築にもつながります。
インフルエンサーとは、特定ジャンルに強い影響力を持ち、多くのフォロワーに支持されている存在を指します。彼らにイベント情報を発信してもらうことで、通常の広告ではリーチできない層にアプローチできます。
たとえば、美容イベントで美容系インフルエンサーを起用すれば、ターゲット層との親和性が高まり、訴求力が一気に向上します。単なる宣伝にとどまらず、インフルエンサーがイベントに登壇したり、限定コンテンツを提供したりすることで、参加者の体験価値の向上も可能です。
オンライン施策が主流となった現代でも、オフラインでの集客にはリアルな接触による信頼獲得や地域密着型の強みがあります。特にイベントにおいては、オンラインとオフラインの集客手法を組み合わせた「ハイブリッド戦略」が成功の鍵を握ります。
ここでは、代表的なオフライン施策について紹介します。
初めてのイベント集客もタカラッシュなら安心
\ 集客に強い謎解き・宝探しイベントを提案/
プレスリリースは新聞社やWebメディアに向けてイベント情報を発信する方法です。信頼性の高い情報源として扱われるので、読者の関心度が大きく高まり、集客効果も高まります。
公共性や社会貢献性のあるイベント内容であれば、記者の目にもとまりやすくなる点は大きなメリットです。オンライン拡散と併用すれば認知の幅もさらに広がるので、コストを抑えつつ高い成果が見込める集客方法と言えるでしょう。
新聞の折り込みチラシは、地域住民への情報伝達において特に有効な手段です。紙媒体に慣れ親しんだ高齢者層や家庭層には特に効果的にイベントの認知度を高められるでしょう。
折り込みチラシを作成する際は、視覚に訴えるデザイン、訴求力のある見出し、明快な参加特典などを盛り込むとより効果を高められます。特定地域での開催を想定している場合、ターゲットに合わせた配布エリア選定を行うことも欠かせません。
フリーペーパーは、市役所・図書館・駅・商業施設などで配布されている雑誌で、特定のライフスタイルや属性に合わせて情報を届けられます。
イベントのターゲットが明確であれば、読者層が一致するフリーペーパーを選び、自然に読者の目に情報を届けることができます。掲載内容に写真や口コミを加えれば、ターゲットに対して信頼感を与える効果もあります。
テレアポは、電話で相手の関心を引き出す、即時性と双方向性を備えた集客方法です。イベントに関連する業界や過去に取引のある企業・個人をターゲットに選定し、情報提供や案内を丁寧に行えば、より効果を高められるでしょう。
展示会は、特定分野に興味を持つ来場者と直接交流できる場です。BtoBイベントにおいては、業界関係者や意思決定者とつながる絶好の機会となり、展示ブース内での対話を通じて信頼関係の構築も可能です。イベント終了後のフォローアップ体制を整えておくことで、さらなる効果も期待できます。
テレビCMは、依然として高い信頼感とリーチ力を誇る広告手法です。ローカル局を活用すれば、開催地域の住民へダイレクトにイベント情報を届けられます。
時間帯・曜日・番組内容に応じて戦略的に出稿を行うことで、費用対効果の最大化も可能です。視聴者の心に残るストーリー性やビジュアルになっているかを考えながらCMを制作しましょう。
無料セミナーは、見込み顧客に対して自社の知見やノウハウを直接伝えられる貴重な機会です。参加者にとっては無料で学べる価値ある場であり、企業にとっては信頼関係を築く第一歩となります。
セミナー後の個別相談、資料配布、限定特典などを準備し、申込や購入へスムーズにつなげることも可能です。継続的なテーマで開催すればリピーターの獲得にもつながり、ブランディングにもつながるでしょう。
集客では、話題性のあるイベントを組み込むことで、効果が飛躍的に高まります。中でも「謎解き」や「宝探し」は、参加者の能動的な行動を促す体験型コンテンツとして人気があり、エンタメ要素とPR要素を両立できる点が魅力です。企業や地域の特色を謎やストーリーに落とし込むと、自然なブランド訴求が可能になります。
リアル開催だけでなく、オンラインでの実施にも対応しているので、幅広い層へのアプローチに向いています。謎解きや宝探しイベントが注目を集める理由については、下記で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
イベントの集客を成功に導くには、準備段階からターゲットやテーマ、集客方法までを丁寧に設計することが重要です。ここでは、集客力を高めるための6つの具体的なコツを紹介します。
イベント集客におすすめ!タカラッシュの謎解き企画
\ 幅広い年代に刺さる参加型イベントをご提案/
イベントの第一印象を左右するのがタイトルやキャッチコピーです。ひと目で内容を伝えられるタイトル・コピーは、それだけで参加意欲を高める力を持ちます。
タイトル作成では、シンプルで覚えやすい言葉を用い、誰に向けたどのようなイベントかがすぐに分かるよう工夫しましょう。季節性や流行語を組み合わせれば、さらに注目度を高められます。
キャッチコピーには、イベントに参加することで得られる楽しさやメリットを端的に示す必要があります。分かりやすさと訴求力を兼ね備えたタイトルこそ、集客成功の第一歩です。
イベントに参加するかどうかを決める際、参加者は「自分にとってどのような得があるのか」を重視するので、ターゲットに対して明確なメリットを提示することが欠かせません。たとえば、ビジネスセミナーであれば「業界の最新情報を得られる」、ファミリーイベントであれば「親子で楽しめるアクティビティが満載」など、具体的な価値を示しましょう。
また、ターゲットの悩みや関心ごとを事前に把握し、それに応じたメリット設計をすることも大切です。イベントのプロモーション素材に「参加者の声」や「過去の実績」「得られる知識や体験内容」を明記すると、より具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。
イベントへの参加をためらわせる要因の1つが、申し込みや参加の手間です。申し込みフォームが複雑で入力項目が多いと、途中で離脱される可能性があります。そこで、Webフォームはできる限りシンプルに設計し、スマートフォンからでもストレスなく操作できるようにしましょう。
また、事前登録だけでなく当日参加可能な枠を設ける、参加費を無料または低価格に設定するなど、心理的なハードルも下げる工夫も求められます。さらに、事前決済の割引やキャンセル料なしの制度を導入し、申込みを迷っている参加者の背中を押すことも可能です。
集客成功のカギを握るのが、告知のタイミングです。特に大規模イベントや遠方からの参加を期待する場合は、早期の情報公開が重要です。開催の2か月前には基本情報を発表し、徐々に追加情報や出演者情報、特典内容を発信しましょう。
「予告→詳細→カウントダウン」のように段階的に発信することで、期待感を高めながら継続的に関心を引きつけられます。また、スケジュール確保や予算調整をしたい参加者にとっても、早い段階での情報公開は参加の後押しになります。早期段階では「日程だけのお知らせ」だけでも効果的です。
イベント告知は繰り返しによって印象に残りやすくなるため、1回限りの配信ではなく、複数回に分けて情報を更新・展開するのが望ましいでしょう。
申し込み済みの参加者に対しても、継続的なフォローが必要です。イベント開催日が近づくにつれて、参加意欲が薄れてしまうケースは少なくありません。1週間前、3日前、前日と段階的にリマインドメールやSNSで通知を送ることで、参加を確実なものにできます。また、参加を迷っている見込み客には、「残席わずか」「申込締切間近」などの文言で最後の一押しを図ると効果的です。
リマインド時には、イベントの見どころや変更点、特典情報なども一緒に伝えることで、改めて参加意欲を喚起できます。さらに、リマインドに加えてリターゲティング広告やLINE配信などを組み合わせれば、より高い効果が見込めます。リマインドは単なる「念押し」ではなく、価値を再認識させる情報が組み込まれているかも重視しましょう。
過去に実施したイベントがある場合は、その写真や動画、参加者の声といった素材を次回以降の集客に活用しましょう。視覚的な情報や具体的な感想は、新規の参加者にとって大きな安心材料となり、参加意欲を高める要素になります。コンテンツを「使い捨て」ではなく「資産」として蓄積・再活用していくことが、集客の安定化とイベントの継続性につながります。
初めて開催するイベントであっても、イメージ写真や主催者からのメッセージ、企画意図などを丁寧に伝え、雰囲気や期待感を伝えることが可能です。
効果的なイベント集客を実現するには、ターゲットに合った媒体選定と仕掛けが不可欠です。ここでは、実際に高い成果を上げた2つの成功事例を紹介します。オンラインとオフライン、それぞれの特性を生かした取り組みが注目されています。
イベントの企画内容に悩んでいる方や、参加者の心を掴むユニークなアイデアを探している方には、「リアル宝探し」をぜひご検討ください。
年齢や性別を問わず楽しめる「リアル宝探し」は、集客力と話題性に優れており、地域活性化や企業PRの場でも多く採用されています。興味を引くストーリー展開と参加体験によって、参加者の記憶に残るイベントを作れます。
リアル宝探しなどの「今しか体験できない」イベントを通じて、見込み顧客(リード)の獲得・育成を図りたいという方には以下の記事もご覧ください。イベントマーケティングの手法や成功させるポイントなどを解説しています。
タカラッシュが展開する「リアル宝探し」は、参加者が実際に現地を歩き回りながら宝を探す体験型イベントです。謎解きそのものが目的ではなく、「宝を発見する」という成功体験が主軸にあり、体験を通じて成長や達成感を得られることが最大の魅力です。
「リアル宝探し」は企業や商品PR、テーマパークや商業施設での集客イベント、団体研修や地域活性化など、さまざまな分野で導入されています。地域の魅力を再発見する機会にもなるので、文化やビジネスの活性化にもつながるコンテンツです。
「リアル宝探し」は、楽しみながら知識を深めるという特性を生かし、教育・環境・語学など幅広いテーマのPRイベントに導入されています。ここでは、実際に実施された2つの事例を紹介します。
相模原市とさがみ湖リゾート プレジャーフォレストが主催した「崩れゆく未来からの来訪者」は、脱炭素とSDGsをテーマにした謎解き宝探しイベントです。タカラッシュが制作を手がけ、レジャー施設を舞台に、地球温暖化への理解を深めるきっかけとして多くの来場者を惹きつけました。
イベントでは、ストーリーを追いながら宝を探す体験を通して、自然の尊さや脱炭素の重要性を実感できる構成が採用されました。自然の中で行われるため、楽しみながら環境問題を「自分ごと」として捉えやすく、特に家族連れの参加者から高い評価を得ました。
SDGsイベント脱炭素「謎解き宝探し」
環境問題を楽しく学ぶ!>>
英語学習施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)」では、「TREASURE HUNTING in TGG~海賊のお宝を見つけ出せ!~」というイベントが実施されました。宝探しを通じて英語に触れるこのプログラムは、新規層の来館を促すプロモーション施策として導入され、参加者の約8割が初来訪という成果を上げました。
参加動機の多くが「子どもが宝探しに興味を持ったから」であり、イベントを通じて英語嫌いを克服したとの声もありました。遊びの中に学びを織り込むことで、教育効果と満足度の両立を実現した好事例と言えます。
満足度95.3%!宝探しという「遊び」が
英語を学ぶきっかけに>>
リアル宝探しを利用した企業・商品PRを行う際には、成功につなげられるようにポイントを押さえる必要があります。企業・商品PRに関する知識をより深めたいという方は、ぜひ以下の記事も併せてご覧ください。
「リアル宝探し」は、地域の文化や観光資源を生かした地域活性化施策としても注目されています。ここでは、実際に実施された2つの地域活性化事例を紹介します。
神奈川県江の島を舞台に展開された「音解きトリップ」は、音声ARと謎解きを融合させた新しい観光体験型コンテンツです。タカラッシュと音声ARアプリ「SARF」が共同開発し、人気声優・松本梨香も参加。観光客は彼女の音声ガイドに導かれながら、島内の音声スポットを巡ってストーリーを進め、守護の宝を探し出します。
合計41か所のスポットに散りばめられた音声コンテンツと謎解き要素は、時間帯や視点によって内容が変化し、何度でも異なる体験が楽しめる設計となっています。音声ARの特性を生かして歩きスマホのリスクも減らし、安全かつ没入感のある観光体験を実現しました。江の島の歴史や文化を自然に学べる仕掛けが、地域の観光資源の再発見と価値向上に貢献しています。
タカラッシュ「松本梨香の音声で、
江の島を冒険!新感覚の観光RPGコンテンツ
「音解きトリップ」>>
「山口のお宝HUNTERS 目指せ!伝説のハンター!」は、JR山口線(新山口駅~津和野駅)を舞台に開催された周遊型宝探しイベントです。参加者はミッションに挑戦しながら、観光名所や地元グルメを体験できます。
クエストは「フォト」「アクティビティ」「ローカル」「トレジャー」の4種で構成され、謎解きだけでなく現地での行動を促す「コト消費」を重視した内容です。参加者は地域の特産や文化に直接触れながら、楽しみつつ地域の理解を深められます。クエストの達成数に応じた賞品も用意され、ゲーム性と観光の両立によって、地域へのリピーター育成にもつながる好事例となりました。
タカラッシュ「JR山口線沿線×地域の魅力発見!
50個のクエストが公開!>>
地域活性化は地方の企業や自治体の大きな課題です。実際に地域活性化としてイベントを行う際には、企画や開催の適切な手順を踏むことで成功につなげられます。地域活性化や町おこしの手法をより深く知りたい方は、下記記事もご覧ください。
イベントの集客を成功させるには、参加者の属性を正確に把握し、複数のアプローチを行う必要があります。集客方法では、オンライン・オフラインそれぞれに強みがあるので、目的や対象に応じて使い分けることで、より高い成果が期待できます。
以下記事では、イベントの集客に関連する役立つ情報を紹介しています。今回の記事と併せて、ぜひご一読ください。
また、特に「リアル宝探し」など、参加体験を通じた話題性のある企画は、イベントの魅力を高め、自然な形でのPRやファンづくりにもつながります。タカラッシュのリアル宝探しでは、これまで多くの企業・自治体でイベントを開催しており、PRや町おこしに貢献しています。
以下関連ページでは、イベントの集客に関連する、具体的なサービスの詳細や事例を紹介しています。ご相談や資料ダウンロードをご希望の方も、こちらをご覧ください。
また、詳細を知りたい方やご相談がある方は、イベント内容がまだ具体的に決まっていなくても、お気軽に以下のお問い合わせフォームをご利用ください。
はじめてのイベントも安心
\ 謎解き・宝探しの制作実績1万件以上!/