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更新日:2025.11.26

周年事業・周年記念イベントは、県政・市制〇周年の記念事業で利用する自治体や創立記念を祝う企業など、幅広い組織で、創業・設立・ブランド・商品の発売などの「節目」を祝うタイミングで企画されます。
企画内容は様々ですが、周年事業・周年記念イベントの目的は、「過去の功績を振り返るとともに、未来を考えるキッカケを作ること」です。
本記事では、急に周年事業・周年記念イベントの担当に決まり、どんな企画をすれば成功するのか悩んでいる方に向けて、周年事業・周年記念イベントが盛り上げる参考アイデアを50選ご紹介します。周年事業・周年記念イベントの担当になった方は、イベント開催準備の情報収集にぜひお役立てください。
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アイデアをお探しの方へ!
周年事業・周年記念イベントを開催する際は、開催目的を定めることが大切です。曖昧なままに進めると、内容に一貫性がなくなってしまうからです。主な開催目的は「自治体・行政」向けと「企業・法人」向けで異なるので、分けてご紹介します。
| 自治体・行政の目的 |
|
|---|---|
| 企業・法人の目的 |
|
例えば、自治体・行政が「文化財や観光地のプロモーション」を目的に開催する場合、築城100周年を記念して城や市の歴史を振り返りながら周遊できる謎解き・宝探しイベントを実施すれば、地元民や観光客に楽しんでもらいながら地域の観光資源をPRすることができます。
また、企業・法人が「社員同士の交流」を目的に開催するなら、例えば社員全員で自社商品にちなんだテーマでギネス記録に挑むイベントを実施すると、普段接点のない社員同士が1つの目的に向かって協力し、結束を図ることができます。
このように、開催目的を定めてから企画を考えていくと、施策案が立てやすくなります。どちらの場合でも、周年事業・周年記念イベントのゴールは、「未来を考えるキッカケ」になることなので、参加した人が自発的に動いてもらう必要があります。そのため、参加した人が楽しんでもらえる企画を取り入れる事がカギとなります。
周年イベントを社外向けに行う主な目的は3つあります。
こうした取り組みを通じて、顧客満足度の向上や新しいファン層の開拓につながり、結果として企業の持続的な成長を後押しします。
社内向けの周年イベントには以下のような目的があります。
節目となる周年だからこそ、社員一人ひとりに「会社の一員である実感」を与える効果が期待できます。
自治体が周年イベントを行う大きな目的のひとつが、地域住民との交流を深めることです。世代や立場を超えて参加できる催しを通じて、住民同士の絆を強められます。
また地域の歴史や文化を再認識する機会となり、郷土への愛着を育む効果も期待できます。結果として地域社会の一体感が高まり、防災やまちづくりなど幅広い取り組みにも好影響を与えます。
周年イベントは、地域の魅力を外部に発信する有効な手段です。観光資源や特産品を組み込んだ企画は、訪れる人々に地域の価値を伝える絶好の機会になります。
またSNSやメディアを通じて情報が拡散されれば、地域全体のブランド力が向上し移住や観光促進にもつながります。周年を節目に地域のイメージを刷新できる点も大きなメリットです。
周年イベントを成功させるには、まず「なぜ開催するのか」を関係者全員で共有することが欠かせません。目的が曖昧だと施策に一貫性がなくなり、成果が見えにくくなります。
社内外のターゲットに何を伝えたいのかを整理し、イベントの軸を明確にすることで参加者の満足度を高められます。
周年イベントは、社員の主体的な参加が成功を左右します。企画段階から多様な部署を巻き込み、意見を募ることで「自分ごと」として取り組む姿勢が生まれるものです。
社員が参加者ではなく「主役」として関わることで、社内の結束力が強まりイベント後のモチベーション向上にもつながります。
周年イベントは過去を振り返るだけでなく、未来を描く場でもあります。これからの企業戦略や地域の方向性を共有すれば、参加者に安心感と期待感を与えられます。
明確なビジョンが提示されれば「次の節目に向けて共に歩んでいこう」という意識が自然に醸成されるでしょう。
イベントの内容は、予算に大きく左右されます。目標を数値化しそれに基づいた予算を設定することで、無理のない企画が可能となります。規模の大小に関わらず、効果を最大化する工夫が重要です。適切な資金配分がなされれば、記憶に残る周年イベントを実現できます。
次の項目で盛り上げ施策のアイデアを、「自治体・行政」向けと「企業・法人」向けに分けて全部で50選ご紹介します。
周年事業・周年記念イベントのタイミングで、地域の文化財や観光資源のプロモーションを行うことが目的です。
1.ガイドブック制作
2.花火大会の開催
3.記念コインの制作
4.写真コンテストの開催
5.割引クーポンの配布
6.宿泊キャンペーンの実施
7.専門家によるガイドツアー
8.雑誌や新聞をジャックする
9.街全体でギネス記録に挑戦
10.アニメとコラボした聖地巡礼
11.オリジナルノベルティの制作
12.地元アーティストによる芸術祭
13.地元食材を使った料理コンテスト
14.新しいお土産のアイデアコンテスト
15.特産品を賞品にしたSNSキャンペーン
16.伝統工芸品が作れるワークショップ
17.地域住人を集めてタイムカプセルを埋める
18.観光地を体験できるオンラインツアーの実施
19.地域のトリビアを投票してもらい、SNSで発信
20.地域の音楽文化をテーマにした音楽フェス開催
21.過去訪問したリピーター向けに特典や割引を提供
22.文化財をキャンバスにプロジェクションマッピング
23.出身タレントやインフルエンサーを起用したトークショー
24.観光地や文化財の背後にあるストーリーや歴史をドラマや映画化
25.文化財や観光地をストーリーにいれた周遊型の謎解き・宝探しイベント
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周年事業・周年記念イベントを通して、社員同士の結束を強めたり、顧客の自社へのファン化を進めることが目的です。
1.記念ノベルティの制作
2.チャリティーイベントの支援
3.ブランドストーリーの動画制作
4.ユーザー限定イベントへの招待
5.SNSを使った賞品付キャンペーン
6.ユーザー投票による人気商品の再販
7.オリジナルラベル付のお菓子の配布
8.〇〇周年と冠した会社案内・名刺制作
9.ブランド成功事例に関する社内セミナー
10.社員の面白い自己紹介動画を社内で公開
11.自社の応援歌を有名アーティストに依頼
12.他社とコラボした限定コラボ商品の販売
13.賞品付きの社内表彰式や豪華な社員旅行
14.自社の未来を、社員で予測するコンテスト
15.各部門の仕事や役割を紹介する社内ツアー
16.周年事業を記念したロゴ/スローガンの作成
17.ユーザーによる感謝メッセージの募集と展示
18.自社に縁がある場所を巡る社内ツアーの開催
19.社員同士でチームを組み、ボランティア活動
20.ユーザー参加型のチャリティーイベントの開催
21.自社の商品や歴史と絡めた謎解きイベント開催
22.ユーザーと企業スタッフとの交流イベントの開催
23.過去のプロモーションが分かるブランドのアーカイブ展示
24.周年事業の記念サイト公開(年表コンテンツ・インタビュー)
25.社員同士チーム対抗戦で自社にちなんだ謎解き・宝探し問題に挑む
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「周年事業・周年記念イベントの成功のポイント」について詳しく知りたい方はこちら
タカラッシュでは、さまざまな謎解き・宝探しと組み合わせ、おもしろい周年事業・周年記念イベントを手掛けています。企画内容が思いつかずお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。
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