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オフラインイベントとは?メリット・デメリットとオンラインとの違い

投稿日:2024.12.02

オフラインイベントとは?メリット・デメリットとオンラインとの違い

イベントの開催方法は、主にオフラインイベントとオンラインイベントに分けられます。コロナ禍ではオンラインイベントが主流となり、その手法も確立されましたが、行動制限が撤廃された現在ではオフラインイベントも再び盛んに行われています。

 

当記事では、オフラインイベントとオンラインイベントの違いを述べた上で、それぞれのメリット・デメリット、オフラインイベントを成功させるポイントについて解説します。開催例もご紹介しますので、イベント企画で悩んでいるPR・広報や代理店の担当者の方はぜひ最後までご覧ください。

 

 

オフラインイベントとは?

 

オフラインイベントとは、所定の日時と場所に参加者を集めて行う従来型のイベント形式で、リアルイベントとも呼ばれます。講演会やセミナー、展示会など、さまざまな種類の催しがオフラインイベントとして開催されています。

 

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オンラインイベントとの違い

オンラインイベントとは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを介し、インターネット上で開催するイベント形式です。コロナ禍の感染予防対策として、リモート参加できるオンラインイベントの数が増加し、以降定着しました。

 

オンラインイベントの場合、1つの決まった場所に集まる必要がないため、日本国内のみならず、世界のどこからでも参加できます。オフラインイベントとは異なり、参加人数に上限を設けずに集客することも可能です。

 

 

 

オフラインイベントのメリット

オフラインイベントは、参加者が一堂に会して開催されます。大勢の人々が対面で行うからこそのメリットはさまざまです。ここでは、5つのメリットを取り上げて解説します。

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直接会ってコミュニケーションができる

オフラインイベントでは、運営者と参加者、あるいは参加者同士が直接会ってコミュニケーションができるというメリットがあります。会場で意気投合した参加者は、イベント終了後の2次会や交流会で情報交換したり、交流を深めたりすることもできます。

 

対面するからこそ、オンラインイベントの画面越しでは伝わりにくい顔の表情や声のトーン、ささいな反応などに気づきやすいこともオフラインイベントの特徴です。イベントをきっかけにコミュニティができれば、リピーターやファン、新規顧客の獲得にもつながります。

 

 

演出によって臨場感や一体感を強められる

オフラインイベントは、演出次第で臨場感や一体感を強められるという点もメリットです。会場に集った参加者は、場内に施された照明や音響を直に感じるため、オンラインイベントよりも強い臨場感を味わえます。

 

さらに、展示物などに直接触れたり、会場に漂う匂いを嗅いだりといった行為は、オンラインイベントでは体験できません。会場の熱量を一緒に感じることで、参加者同士の一体感が強まるのもオフラインイベントならではの特徴です。

 

 

体験を通して商品・サービスの魅力を伝えられる

オフラインイベントでは、商品・サービスを実際に試してもらい、使い心地などを直に伝えることができます。これは、参加者に言葉やビジュアルで商品・サービスを説明できるだけで、実体験を提供できないオフラインイベントとの大きな違いです。

 

たとえば、新作の化粧品を扱うオフラインイベントでは、商品を使ってメイクアップするという体験を参加者に提供できます。体験を通して商品・サービスの魅力を実感してもらえれば、「買ってみたい」「利用したい」という意欲を高めることも可能です。

 

 

五感への刺激で記憶に残すことができる

オンラインイベントの参加者が主に視覚・聴覚に刺激を受けるのに対し、オフラインイベントの参加者は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感に刺激を受けます。会場で実際に「見る」「聞く」「匂いをかぐ」「味わう」「触れる」という行為を体験できるためです。

 

特定の匂いをかぐとその匂いに関する思い出が蘇ってくるなど、五感への刺激は記憶に残りやすいと言われています。五感に刺激を与えるような工夫を凝らすことで、参加者の記憶に残るイベントを開催できるでしょう。

 

 

トラブルにスムーズに対応できる

開催方法に関わらず、イベント中にトラブルが起こる可能性はありますが、オンラインイベントよりもスムーズにトラブルに対応できる点はオフラインイベントのメリットです。たとえば、オンラインイベントに起こりがちなトラブルの1つは、ネット接続の不具合です。ネットの接続に不具合が起こると、運営者と参加者との間でコミュニケーションが取れなくなり、進行に支障をきたします。

 

オフラインイベントでは、万が一トラブルが起きても運営者が舞台裏で対応することが可能です。迅速に解消できれば、参加者がトラブルに気づくことなくイベントを進行できます。

 

 

オフラインイベントのデメリット

 

オフラインイベントには多くのメリットがある反面、デメリットもあります。そのため、デメリットを考慮した上で開催することが重要です。ここでは、4つのデメリットについて説明します。

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準備する手間がかかる

オフラインイベントは、企画から会場の設営まで詳細な工程を計画するなど、開催の準備に手間がかかります。参加者を多く集める大規模イベントを開催する場合、1年近く前から会場予約などの準備を始めないと、当日に間に合わない恐れがあります。


また、オフラインイベントでは会場に配置する音響や照明などの機材、椅子やテーブル、装飾品を手配する必要もあります。開催直前に参加予定者数が増減すれば、物品の数や配置を変更する手間もかかるでしょう。そうしたことを踏まえて事前に動くことが求められます。

 

 

さまざまな費用が発生する

オフラインイベントでは、会場費・機材や備品のレンタル費・人件費・製作費など、さまざまな費用が発生します。特に費用全体の中でも大きな割合を占めるのが、会場費です。通常、会場が大きく立地が良いほど、会場費は高くなります。会場が大きくなると必要となるスタッフや機材、備品の数も増えるため、人件費やレンタル費、製作費も上がる傾向にあります。

 

参加者側にとっても、会場までの交通費、場合によっては宿泊費が必要となる点はデメリットです。会場が居住地から遠方になる場合は、参加を見送る人が出ることで、集客率が下がることも考えられます。

 

 

参加人数に限りがある

オフラインイベントは、会場ごとに収容人数が決まっているため、参加人数に上限があります。大規模な会場でも数万人程度の収容が限界です。収容人数の制限がなく、数万人、数百万人単位の人が参加できるオンラインイベントとは違います。

 

オフラインイベントでは参加人数が上限に達すれば、新たな参加希望者を断ったり、キャンセル待ちしてもらったりする必要もあります。参加費を徴収するイベントの場合、参加人数の上限以上はチケット売り上げを見込めない点もデメリットです。

 

 

すべての人に内容が伝わらない場合がある

会場後方にいる参加者からはステージが見えないなど、すべての人に内容が行き届かないケースもあります。特にイベントが大規模で広い会場の場合、スクリーンなどがないと、参加者はステージの細部まで見ることはできません。


参加者が内容を把握できなければ、イベントに対する満足度も下がることが想定されます。参加者にイベントを楽しんでもらうためには、モニターやスピーカーを適切に設置するなどして、すべての人に内容が伝わる工夫を凝らす必要があります。

 

 

オンラインイベントのメリット

 

オンラインイベントには、対面で行うオフラインとは異なる、インターネット通信を介したイベントならではのメリットがあります。ここでは3つのメリットについて説明します。

 

 

場所や時間の制約を受けない

オンラインイベントは、通信環境が整っていれば、国内・国外を問わず誰でもいつでも参加できます。ライブ配信中は、自分の都合に合わせて途中から参加したり、離席したりすることも自由です。

 

ライブ配信に参加できない場合も、アーカイブやオンデマンドなどで後から視聴することが可能です。場所や時間の制約がないことで、より多くの人が参加できる点はオンラインイベントのメリットです。

 

 

準備の手間やコストを省ける

オンラインイベントは、オフラインイベントと比較すると、準備の手間やコストを大幅に省けます。オンラインイベントには参加者を収容するための会場が必要ないため、会場や機材のレンタル・設営、会場スタッフの手配といった手間やコストが不要です。

 

オンラインイベントにすることで準備のコストに余裕ができれば、登壇者の人数を増やしたり、視聴者への特典を用意したりするなど、別の用途に予算を費やせます。その結果、イベントがより魅力的になれば、集客効果も見込めます。

 

 

視聴者の自由な意見を聞ける

オンラインイベントでは、チャットやコメントなどの機能を駆使することで視聴者の声を聞けます。オフラインイベントでは、参加者が自由に発言しにくいケースもあり、個々の反応を把握できない可能性があります。

 

オンラインイベントは、ライブ配信中に寄せられた意見・質問に主催者やゲストが即座にリアクションするなど、気楽にコミュニケーションできる点も魅力です。自由に発言できれば視聴者の関心は高まり、イベント全体がより盛り上がるでしょう。

 

 

オンラインイベントのデメリット

 

オンラインイベントは通信環境が整っていれば、オフラインイベントよりも手軽に開催できますが、デメリットもあります。ここでは、3つのデメリットについて説明します。

 

 

通信環境のトラブルに備える必要がある

オンラインイベントを開催する際は、通信環境のトラブルに対応できるよう準備を整えておく必要があります。ライブ配信中、通信環境にトラブルが発生すると、スケジュール通りの進行が困難となるためです。最悪の場合は中止せざるを得なくなるリスクもあります。

 

そのため、事前にリハーサルを行い、トラブルが発生した際の対応をスタッフの間で共有するようにしましょう。オンラインイベントを初めて開催する場合は、専門知識のある業者を利用し、ノウハウを学びながら開催することもおすすめです。

 

 

視聴者側のデバイスによっては見えにくくなる

オンラインイベントの視聴者は、それぞれ自分のデバイスを使って参加します。デバイスによって画面のサイズが異なることから、パソコンでは見やすくてもスマートフォンでは分かりにくくなる事態もあります。

 

どのようなデバイスでも見やすい状態で配信するには、事前にリハーサルを行うことが大切です。画面の構成や文字の大きさなどに注意を払い、スマートフォンの小さな画面でもはっきりと見えるように調整してください。

 

 

イベントの途中で離脱者が出る可能性がある

オンラインイベントでは、視聴者が内容をつまらないと感じると、対面と異なり、気兼ねなく自由に離脱できます。視聴者が多くても、離脱率が高く最後まで見てもらえなければ、オンラインイベントを開催する意義は少なくなってしまいます。

 

離脱者を極力出さないためには、チャットやコメントの機能を駆使して参加を促したり、ゲームを取り入れたりするなど、参加者を飽きさせないコンテンツを用意することが大切です。視聴者が興味を持ち続けるよう、間延びせず、テンポよく進行することも心がけましょう。

 

 

オフラインイベントを成功させるためのポイント

 

オフラインイベントにはオンラインイベントにはないメリットがあります。ただし、着実に成功させるには、いくつかのポイントを押さえて開催することが必要です。ここからは、4つのポイントについて解説します。

 

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ターゲットとイベントの目的を明確にする

オフラインイベントを開催する際は「どのような人を対象に」「どのような目的で開催するのか」を企画の初期段階で明らかにすると、準備や運営がスムーズに進みます。ターゲットを絞る場合は、年齢・性別・職業・家族構成・ライフスタイルといった点から具体的な人物像を想定します。イベントの目的は「ターゲットにどのような体験を提供し、行動につなげたいか」を熟考し、明確にしてください。

 

たとえば、20代の女性をターゲットに新商品の紹介イベントを開催する場合、商品を使ってもらい「商品の魅力を伝える」という目的を設定できます。「参加者の○%に購入してもらう」など具体的な数値目標を設定すると、イベントの効果を判断しやすくなるでしょう。

 

イベントのターゲットと目的を考案する際は、イベント企画書に落とし込むのがおすすめです。イベント企画書の具体的な書き方は、以下のサイトを参考にしてください。

 

参加したくなる仕組みを作る

イベントに興味を抱いた人を参加の決断につなげるには、思わず参加したくなる巧みな仕組みを用意すると効果的です。オフラインイベントにおけるメリットの1つは、参加者が食べたり、触ったり、遊んだりと会場でさまざまな体験ができる点です。参加者だけが会場で味わえる体験をプッシュすることでも、参加したくなる仕組みを作れます。

 

また、その時々で話題の人物をゲストに迎える演出も、参加に対するモチベーションの向上につながるでしょう。会場を訪れた人だけが入手できる情報や商品、配布物などを用意し、特別感を演出する方法もおすすめです。

 

 

ターゲットに合わせた方法で集客する

イベントの集客には、SNSやメールによる発信、自社サイトへの掲載、チラシの配布などの方法が挙げられます。すべての集客方法を利用すればよいわけではなく、効果的に集客を図るには、ターゲットに合わせたアプローチを採用する必要があります。

 

たとえば、近年は主催者が手軽に情報を発信できることから、SNSを活用した集客が一般的です。一度情報が拡散されれば、人々の口コミでイベントが告知されていきます。しかし、ターゲットがSNSを日常的に利用していない場合は、SNSで集客できず、メールやダイレクトメールのほうが効果的になることもあります。そのため、ターゲットに応じて集客の方法を使い分けるようにしましょう。

 

 

イベント終了後はアフターフォローをする

イベント終了後は丁寧にアフターフォローすることで、イベントによって始まった参加者との関係を良好な状態で維持させることが可能です。イベントが終わったら、できるだけ早いうちに参加者にお礼を伝えるメールを送付しましょう。イベントの感想や意見を尋ねるアンケートを併せて送付すると、次回のイベントに役立つフィードバックを得ることも可能です。

 

参加者に自社のSNSフォローを促したり、メールマガジンを発信したりするなどの行動もアフターフォローに含まれます。参加者とのコミュニケーションを継続すれば、イベントの告知や新商品のマーケティングなどを効率的に行えるというメリットも得られるでしょう。

 

 

オフラインイベントの開催事例

 

オフラインイベントは、イベント内容に創意工夫を凝らすことで集客力が高まり、成功につながります。いつもと違うオフラインイベントを開催したい場合は、宝探しや謎解きのイベントを開催してみてはいかがでしょうか。

 

タカラッシュでは、これまで以下のようなオフラインイベントを開催してまいりました。

【イベント紹介】秋葉原にて、「人気IP×AR技術」と謎解き体験がコラボ!

1つの謎解きイベントで
アニメとARアプリの両方をPR!

秋葉原を舞台にした謎解きイベントを通して、アニメとARアプリをPRした事例です。参加者はデジタルと現実を融合した街あそびARアプリを駆使し、人気アニメ「STEINS;GATE」の世界感と謎解きを満喫しました。

 

アニメのストーリーはイベント限定のオリジナルで、謎が解けるとキャラクターがARで出現するなど、参加者をわくわくさせる仕掛けを設けた点も成功のポイントです。

 

【イベント紹介】秋葉原にて、
「人気IP×AR技術」と謎解き体験がコラボ!>>

 

"【イベント紹介】東銀座で「SDGs×地域観光資源めぐり」の宝探し

SDGsを絡めた
地域周遊型の宝探しで地域経済を
活性化!!

タカラッシュと観光協会などが共同開催した宝探しの体験型イベントです。参加者が東銀座に位置する観光名所などを巡るストーリーに沿ってエリアを周遊することで、地域経済の活性化にもつなげました。

 

ストーリーはSDGsを絡めて構成しており、宝探しを楽しむと同時に環境問題も学べるという点でオリジナリティも演出しています。

 

【イベント紹介】東銀座で
「SDGs×地域観光資源めぐり」の宝探し>>

 

"【イベント紹介】川口市で地域情報サイトと連動した宝探し開催

宝探しイベントとの連動で
地域情報サイトの存在をPR!!

タカラッシュと川口市が共同開催した周遊体験型イベントです。川口市の地域情報サイトと宝探しが連動しており、参加者は宝探しを楽しみつつ、川口市の魅力にも触れられる内容になっています。

 

宝物を見つけた参加者には抽選で当たる豪華賞品が用意されており、参加者の参加意欲を高める工夫がされていました。

 

【イベント紹介】川口市で地域情報サイトと
連動した宝探し開催>>

 

まとめ

 

オフラインイベントはネット上で行うオンラインイベントと違い、対面でコミュニケーションを取れるため、臨場感や一体感のある雰囲気の中、五感を使った体験で商品やサービスの魅力をアピールできる点がメリットです。オフラインイベントを成功させるには、ターゲットと目的を明確にした上で、集客効果のある仕組みを考える必要があります。

 

しかし、新規ユーザー獲得や売上拡大を目的にイベントを開催したいと思っていても「集客の見込めるコンテンツが思い浮かばない」「商品やサービスを自然に体験してもらえる仕組みがほしい」と悩まれている方もいるでしょう。タカラッシュの宝探し・謎解きイベントは、参加者が主体的に謎を解く体験を提供するため、記憶に残るイベントを実施することができます。企業PRや商品PRのオフラインイベントを企画されている方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

イベント内容がまだ具体的に決まっていなくても、まずはお気軽にお問合せください。

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