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投稿日:2025.04.25
近年、体験を重視したマーケティングが注目を集める中で、「謎解きイベント」をプロモーションに活用する事例が増えています。謎解きイベントは、謎を解く過程で商品やサービスと自然に接点を持ち、記憶や感情に残りやすいのが特徴です。若年層を中心に高い人気を誇り、市場規模も拡大を続けています。
当記事では、謎解き×マーケティングの魅力をはじめ、開催形式や活用メリット、成功事例、依頼時のポイントまでを詳しく紹介します。新しいプロモーション手法を探している方や、イベント活用に興味がある方はぜひ参考にしてください。
謎解きイベントとマーケティングの融合は、今注目を集める体験型プロモーションの一つです。謎解きイベントとは、参加者がヒントを元にストーリーに沿って問題を解き、物語を進めていく参加型のゲームであり、ショッピングモールや百貨店などの商業施設、観光地、街全体を舞台とすることもあります。
謎解きイベントの年間参加者数は500万人を超えると言われており、若年層を中心に高い人気を誇っています。市場規模も拡大傾向にあり、現在は500億円以上とされ、今後もさらなる成長が期待されています。
(参考:日経クロストレンド「経済効果は何億円?地方自治体が頼る「謎解きイベント会社」の実力」)
謎解きイベントがマーケティング分野で注目されているのは、参加者が能動的に関与しながらコンテンツと接する点です。自ら謎を解くことで、ストーリーや商品に対して強い記憶や印象が残りやすく、感情にも働きかける体験となります。
謎解きイベントの特性は、従来の広告や情報発信とは異なり、参加者の「興味」や「関与」を起点としたマーケティングを実現するものです。消費者の購買行動を5段階で示したAIDMA(アイドマ)における「Interest(興味)」「Memory(記憶)」「Action(行動)」だけでなく、「共有(Share)」の波及効果にもつながります。
謎解きとは何かさらに詳しく知りたい方や、プロモーション戦略、イベントプロモーションについて知りたい方は、下記の記事もお役立てください。
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謎解きイベントをマーケティングに活用する際、代表的な形式として「周遊型」と「公演型」の2種類が存在します。どちらも参加者の能動性を引き出し、記憶に残る体験を通じて商品や施設への好意を促します。
「周遊型」は、参加者が自由に施設内や敷地内、町内などのエリアを巡りながら謎を解く形式です。時間制限がなく常設開催が可能で、イベント期間中は人件費を抑えつつも平日も稼働できる点が大きな魅力と言えます。
「公演型」は、オープニングやエンディングに演出を施し、物語への没入感を演出する形式です。開催期間は6日程度が多く、休日や連休を中心に実施されることが一般的です。
どちらの形式にも独自の魅力があり、プロモーションの目的や対象層に応じた活用が可能です。「周遊型」×「公演型」や、「周遊型」×「WEB型」といった組み合わせもできます。
謎解きイベントは、体験を通じて参加者の感情に訴えかけることができるプロモーション手法です。
ここからは、謎解きイベントを活用することで得られる具体的なメリットを紹介します。
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謎解きイベントは、参加者が物語の主人公としてイベントに没入しながら問題を解いていく体験型のプロモーション手法です。自らが主人公となって物語を進める構成により、自然と内容に感情移入でき、情報の定着度が高まります。
そのため、謎解きイベントに商品やサービスの特徴を盛り込むことで、単なる広告とは異なる深い理解や共感を生むことが可能です。たとえば、謎解きの答えを商品の特徴やコンセプトと連動させれば、楽しさの中で自然と魅力が伝わります。
有名な観光地だけでなく、あまり知られていない穴場スポットや知名度の低い場所も、謎解きの目的地やヒントの発見場所として設定することで、参加者が自然とそのエリアを訪れるように誘導できます。
近年ではアニメや企業、自治体とのタイアップ事例も増えており、オリジナルのシナリオ制作によって幅広いジャンルに対応できるのも魅力です。
このように、謎解きイベントは参加者の記憶に残りやすく、商品やサービスの理解を深める上で非常に効果的な施策です。より広く認知を広げていくためには、イベント施策だけでなく、他の手法との組み合わせも重要になってきます。自社の商品やサービスをより多くの方に知ってもらうにはどうすればよいかお悩みの方は、下記の記事も併せてご覧ください。
謎解きイベントはSNSと非常に相性がよく、参加者による体験の共有が拡散につながります。クリアしたときの達成感や、ユニークな仕掛け、印象的な演出などは、投稿に値する「語りたくなる体験」としてSNS上で話題になりやすいためです。
特にX(旧Twitter)やInstagramでは、ハッシュタグや写真付き投稿が盛んに行われ、多くのユーザーがそのイベントや商品に自然と触れる機会が生まれます。
また、ゲームクリア者限定で特設ページや限定特典を用意し、SNSシェアと連動させることで、ポジティブな投稿が促進されやすくなるでしょう。SNSが主な情報源となっている今、体験型イベントから広がる口コミ効果は無視できないプロモーションの力を持っています。
謎解きイベントは年齢や興味を問わず幅広い層に楽しんでもらえる体験型コンテンツであり、プロモーションにおいて新規ファンの獲得に有効です。物語の構成や問題の難易度を工夫することで、ファミリーやカップル、学生から年配層まで多様な層へのアプローチができます。
また、謎解きゲームには「解けたときの快感」や「もう一度体験したくなる中毒性」があり、一度参加した人のリピート率が高い傾向にあります。ネタバレ回避の特性から、常に新たな企画を求める熱心な参加者も生まれるでしょう。
これまで接点のなかった層との出会いや、商品・サービスに対する新しい興味喚起のきっかけとなることが、謎解きイベントの大きな強みです。
謎解きイベントは、企業や自治体がプロモーションに活用する新しい手法として注目を集めています。
ここからは、実際に導入された事例を紹介します。
Brewtope株式会社とタカラッシュが手掛けた「旅するビール謎」は、クラフトビールと謎解きを組み合わせた新しい体験型商品です。購入者はビールを楽しみながら謎解きの旅に出かけ、ブランドの世界観に自然と引き込まれていきます。物語の展開に合わせてビールの特徴を知る構成になっているため、参加者は楽しみながら商品理解を深められます。
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「自己言及のダイナミクス」は、人気IP『STEINS;GATE』とAR技術を融合したタカラッシュによる革新的な謎解きイベントです。秋葉原の街を舞台に、ARアプリ「XR City」を使って参加者が実際に歩きながら謎を解く体験は、従来のイベントとは異なる没入感を提供しました。描き下ろしのビジュアルや新規録音のボイス付きキットにより、ファンの心を強く惹きつけ、参加意欲を高める効果がありました。
秋葉原にて「人気IP×AR技術」と
謎解き体験がコラボ!>>
プロモーションで謎解きを活用する場合、企画から運営まで一貫して対応できる制作会社に依頼することをおすすめします。依頼する際は、実績や参加者の満足度、運営体制の整備状況などを確認することで、安心して任せられるかどうかが判断できるでしょう。
企業向けや自治体向けの事例が豊富な会社であれば、参加者に合った難易度や演出も期待できます。さらに、営業対応が迅速で、予算や納期への相談や要望にも柔軟に応じてくれる会社であれば、準備期間にも安心して進められます。
タカラッシュは
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謎解きイベントは、参加者が自ら考えて行動することで、商品やサービスに対する自然な関心や理解を促すプロモーション手法です。ストーリー性や体験性を重視した構成により、記憶に残りやすく、SNSでの拡散による認知拡大にもつながります。
さらに、ストーリーや難易度の調整により、ターゲット層に応じた柔軟な展開が可能で、新規ファンの獲得にもつながります。従来の販促手法とは異なるアプローチをお探しの方は、謎解きイベントを活用したプロモーションで新しいファンとの出会いを創出しましょう。以下記事では、企業や自治体のプロモーションに関連する役立つ情報を紹介しています。今回の記事と併せて、ぜひご一読ください。
また以下関連ページでは、プロモーションを目的とした謎解きイベントに関連する、具体的なサービスの詳細や事例を紹介しています。ご相談や資料ダウンロードをご希望の方も、こちらをご覧ください。
タカラッシュでは20年以上のイベント実施実績で培ったノウハウで、商品PRや集客、回遊などさまざまな課題を解決しています。詳細を知りたい方やご相談がある方は、イベント内容がまだ具体的に決まっていなくても、お気軽に以下のお問い合わせフォームをご利用ください。
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