NEWS
EVENT
2023.03.02
いつもタカラッシュのWEBサイトをご覧いただき、ありがとうございます。弊社では、「ふるさと納税」を活用した宝探しイベントの開催を促進しております。
地域の活性化にもつながる新しい挑戦となる企画について、冨田幸宏氏(湯河原町町長)と出資者の岡本浩一郎氏(弥生株式会社・代表取締役社長)、そして齊藤多可志(タカラッシュ代表取締役)が対談いたしました。
それぞれの思いを取材したインタビュー模様をご紹介いたします。
※左から、冨田幸宏氏(湯河原町町長)、岡本浩一郎氏(弥生株式会社 代表取締役社長)、齊藤多可志氏(株式会社タカラッシュ代表取締役)
神奈川県の南西部に位置する足柄下郡湯河原町。都内からのアクセスもよく、温泉街としても人気のエリア。この地で、自治体と企業、民間がつながる、いわば官民連携の新たなリアル宝探しイベント「湯けむる街の治癒の宝」が行われている。
ユニークなのは、イベント実施までの道のりだ。そもそも本企画は、岡本浩一郎氏(弥生株式会社・代表取締役社長)のふるさと納税を利用した個人出資による提案が発端。個人出資による取り組みは、湯河原町にとっても、企画・制作を担当したタカラッシュにとっても初の試みだった。
―冨田
兼ねてから湯河原町を“心のふるさと”としていただいていた岡本さんに、企画やアイデアを含め、町を一緒に盛り上げたいと提案、出資していただきました
―岡本
湯河原に別荘があり、20年ほど前から足を運んでいましたが、この土地の魅力や価値が一般的に認知されていないのでは?というもどかしさを感じていて、力になりたいという思いがありました
―齊藤
以前から岡本さんには、弊社のサービスを愛してもらっていました。そのなかで、湯河原に対する熱い思いや企画の提案に賛同し、ぜひ形にしたいと心動かされました
出資者である岡本氏は、タカラッシュが各地で実施する企画に数年前から幾度となく参加、根っからの宝探しイベント好きだ。「湯河原町を知れば、その魅力を体感してもらえる」と確信していた岡本氏が、湯河原町とリアル宝探しのプロ・タカラッシュとの架け橋に。
齊藤多可志(株式会社タカラッシュ代表取締役)
こうして2022年12月からスタートした本企画は、取材時点(2023年1月)で、わずか1か月にて約800組/約1200名が参加と盛況だ。だが、個人出資による新しい取り組みだけに、実施前の課題はなかったのだろうか。
―冨田:
行政として進めるにあたり、岡本さんの意思や、新しい仕組みに関する座組を関係者に理解してもらうなど、順序立てて手続きを行ったことで、比較的スムーズに進めることができました
―岡本:
大きな課題はなかったものの、宝探しというコンテンツを受け入れてもらえるのかという懸念点はありました。ですが、タカラッシュの担当者の方が実績などの資料を用いてしっかり説明してくれたことも手伝って、問題なく進めることができました
自治体主催として展開するにあたり、当然のことながら各所に理解を得る準備は必要だったものの、比較的スムーズに進行できたのは、ネックになりがちな予算面のクリアに加え、企画意図の体現化、継続的な地域振興への期待があったからにほかならない。
冨田幸宏氏(湯河原町町長)
湯河原町を舞台にしたリアル宝探しゲームに参加した人たちからも多くの反響が寄せられている。
―岡本:
湯河原は海も山もある恵まれたエリアです。それが宝探しのコース内にしっかり組み込まれている内容になっています。実際に20年間湯河原に親しんできた私でさえ、新しい発見がありました
―冨田:
私自身宝探しイベントは未経験だっただけに、実施後の反響が想像しづらい部分はありましたが、地元の子どもたちはもちろん、家族連れや大人の方でも楽しかったといった声や、湯河原のさまざまな場所を巡り、新しい発見があったという意見も数多く見受けられました
宝探しイベントを通じて、地元にいるからこそ気が付かない部分があるということも認識すると同時に、あらためて地元の魅力を感じられるきっかけにもなったと語る冨田氏。
リニューアルした万葉公園や大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりあるスポットなど、湯河原町の魅力を体感できる内容は、まさに湯河原町や岡本氏の思いが反映されたものだった。
タカラッシュが手掛けるリアル宝探しの難易度はさまざまだ。今回は、岡本氏の提案もあり、子どもでも楽しめる要素で展開されている。その土地や環境、要望に応じたコンテンツ作りができるのも実績のあるタカラッシュの強みだろう。
岡本浩一郎(弥生株式会社 代表取締役社長)
地域を知るきっかけにもなる宝探しイベントは、自治体にとっても参加者にとっても魅力的だ。今後はどのような展開が見込めるのだろうか。
―冨田
今回のようなソフト面での官民連携は初めての試み。好例として湯河原町を応援する方法を知ったと同時に、成功事例として継続できる土台作りができました
―齊藤
地域への愛をベースにした町おこしは、夢と愛が詰まっているだけに、受け入れられやすく、継続性にもつながります。今後も拡大し横展開を図っていきたい
―岡本
ふるさと納税をより活性化させ、価値を生み出せる施策が大切だと思っています。例えば、ふるさと納税とクラウドファンディングを組み合わせるなど、町や宝探しを応援したい人が、今回のようなイベントを継続できる仕組みにつながれば
宝探しは、自治体にとっては、多くの人に観光資源をアピールできる取り組みであり、地域の活性化につながる。一方で参加者にとっては、非日常を感じられるワクワク感や達成感、その土地をより知るきっかけに。
また、地域貢献を目指す企業にとっても、「個人のふるさと納税」はもちろん「企業版ふるさと納税」などを介して、官民連携事業を展開できるメリットも。官民連携による宝探し企画は、さまざまな人に夢を与えてくれる、まさに地域振興の応援ツールのひとつになっている。
豊かな自然や歴史的建造物など、湯河原町を巡るリアル宝探しに多くの人が参加。
謎解きや宝探しは子供から大人まで夢中に!
開催期間
2022年12月4日(日)〜
開催場所
神奈川県湯河原町全域
捜索可能時間
9:00〜17:00
イベント公式サイトはコチラ>>
主催:湯河原町、企画・制作:タカラッシュ
「地域活性化」に興味がある皆さまへ
お気軽にお問い合わせください
最適なプランをご提案いたします
お急ぎの方はお電話ください!
03-6417-1204
※受付時間10:00 〜 18:00 (土日・祝除く)。「アカウントプランニング部」宛にお電話ください。
※インタビュー資料を利用して掲載しています。
※掲載しているイベント情報は、開催状況により変更になる場合がございます。